2011年12月2日金曜日

年末調整?

師走。クリスマス。
流行語大賞も紅白歌合戦の出場者も決まった。
今年ももうすぐ終わり。。。

この時期になると、
会社では年末調整のための保険料控除の申告書が配布される。
お年玉的に年末調整で還ってくるお金を楽しみしている方も多いのでは?

今年からは事業者として『年末調整』を行うのだが・・・。


まず『年末調整』ってなんだろう?


自分自身これまでお年玉的なイベント程度にしか認識していなかったので少し調べてみた。

簡単にいうと『年末調整』とは、
年末にまとめて1年分の税金を総決算して過不足を調整する
ということらしい。


通常、毎月の給料と賞与が支給される際には明細上で税金が差し引かれている。
ということは、毎月税金を支払っているのだ。
にもかかわらずなんで年末に過不足を調整する必要があるのか?


本来、税金は1年間の総収入に対して課税されるものである。
しかし、会社は給料の支払いを年1回にまとめてするわけにはいかない。
ほとんどの会社が月々で給料を支払っている。

しかし、月々の給料からでは1年間の総収入は分からないので、正確な税金の額が決められない。

そこで、会社は月々の給料や賞与から一定の割合でおおよその税金分(源泉)を差し引いて徴収する。これを『源泉徴収』という。

実は、この源泉として徴収されている額は、さまざまな政策的な理由や大人の事情等で、実際の税金より多めに差し引かれている

なので・・・

1年間の総収入や所得控除が判明する年末に税金の総決算を行い、徴収し過ぎた分を還すために『年末調整』が必要になってくる。(稀ですが徴収が足りなかった場合は追加で徴収するらしい)

ということらしい。